21.山紀行

秋の三瓶山(2) 雲海

三瓶荘の部屋に置いてある観光ガイドに、「早朝、雲海が見られます!」というのがあるのですが、まだ、見たことがありませんでした。
今回は、季節もばっちり、2日目の朝は晴天が予想されるので、早起きして見に行くことにしました。

宿を出てみると、空は晴れ。風もありません。
白み始めていた東の空には、細い細い下弦の月が出ていました。

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これは、期待できそう。
昨日下見をしておいた、展望場所に行ってみると…。

おお!
真っ白な雲海が、谷を覆い尽くして居ました。

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ちょっと、多すぎなくらいです。
でも、きれい。

やがて、雲が朝やけに染まってきました。

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ほんのりとした朝焼け雲と、雲海。

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ほどなく、朝焼けはピークに。

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雲海にも、徐々に日が当たり始めました。

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やっと出会えた、三瓶の雲海。
今回は、いいものが見られました。

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秋の三瓶山(1)

三瓶山に訪れたのは、2年半ぶりになります。
今回は、秋の真っただ中の10月7日~8日。紅葉には、ちょっと早い時期です。

思ったより雨が残っていた1日目。
まずは、三瓶バーガーで昼食。

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以前より質が落ちたというグルメサイトの投稿があったので少し心配していたのですが、そんなことはありませんでした。
ただ、コーヒーが以前はマグカップだったのが、紙コップになっていました。経費節減なんでしょうね。

雨模様の今日は、博物館巡りにしました。
久しぶりに訪れた(確か、今回が2回目)、小豆原埋没林公園。

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昔、火山の噴火による大規模な山崩れで、巨木の森が土砂に埋もれてしまいました。
今は、田んぼになっていたその場所を掘り返して、埋もれていた巨木を展示している、地味な施設です。

このあと、三瓶自然館サヒメルに寄りました。
窓越しに、水浴びをする小鳥たちを見ることができる場所があるのですが、天気がよくないせいか、残念ながら、小鳥はやってきませんでした。

宿は、いつもの国民宿舎三瓶荘に、早めのチェックイン。
おいしい料理と、温泉で、明日の英気を養いました。
2日目は、朝から晴天でした。
さっそく、いつものコース、東の原からリフトに乗り、室の内火口跡へ。

池のまわりが、秋色になりつつありました。

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真っ赤な実を目いっぱい付けているのは、ズミの木です。

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リフト降り場近くの展望所より望む、男三瓶(最高峰)~子三瓶。

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かつては、東の原はスキー場でしたが、今はスキーの営業はしておらず、リフトも登山専用になっているみたいです。

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なんと、ほとんど放置されていたスキー小屋が改装され、オシャレなワイナリーになっていました。

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中の醸造設備は、まだ、設置工事中。
すぐ近くの、以前は菜の花畑だったところが、ブドウ畑に変わっていました。
どうやら、これから、醸造が始まるみたいです。
うまくいくといいですね。

山麓の道路をぐるっと回って、西の原の草原。
のどかに、思い思いに楽しむ人たち。

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いつ来ても、三瓶山は、ほっとします。
私たち夫婦の、第2の故郷みたいな存在になりつつあります。

ところで、今回は、これまでには見られなかった景色を堪能することができました。
それは?
<次回に続く>

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春の三国山2(イワウチワ)

三国山の続きです。
きょう(4月29日)、見たかった2つ目の花は、イワウチワです。

ちょうど、満開に咲いていました!

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山頂に向かう登山道の、その両脇の林床のあちこちに、群落が広がっています。

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でも、雲一つない、晴天。
光と影のコントラストが強すぎて、写真には一苦労です。

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覆いかぶさるような、木の根元の花。

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木々の間に、連なって咲く花。

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色の濃い花も、咲いていました。

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後ろ姿も、すてき、です。

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光と影に苦労しつつも、いろんな表情のイワウチワの写真が撮れました。

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ところで、三国山に咲くイワウチワは、葉っぱの形状(根元がくさび型)から、変種のトクワカソウと記載されている図鑑や文献も多いです。
でも、必ずしも明確なちがいといえず、花には全くちがいはないことから、最近は、分けない説も有力らしいです。

ほとんど同じ花なのに、トクワカソウ(常若草がなまったらしい)という、全然ちがう呼び名があるのは、覚えにくいですよね。
もともとは、地方によって、イワウチワとトクワカソウと2つの呼び名があったものを、少し形状がちがう方にトクワカソウの名を当ててしまったんでしょうか?
(と思って調べたけど、そんな由来は、見つからなかった)

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春の三国山1(オオバキスミレ、タムシバ)

今年も、GWがやってきました。
まずは、4月29日、妻と、滋賀県北部の三国山のトレッキング、というか花の撮影歩きに、行ってきました。

今年は、春から、暑いです。
この日も、初夏を思わせる暑さ。
林道を峠まで車で登って、そこから、三国山を目指しました。

尾根筋の道なので、それほどきつい登りもなく、のんびりと新緑を味わい、花を愛でながら歩くには、最適なコースです。

きょう、お目当てだった1つ目の花、オオバキスミレが、さっそく、咲いてました。
こんな、ガレガレの斜面に咲くんですね。

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もう、種もできていました。
今年は、やはり、早くから咲き始めたようです。

登山道の道すがらにも、点々と咲いていました。
一輪ずつ咲いている個体が多い中、やっと、数輪まとまって咲いている花がありました。

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この日は、快晴です。
風も爽やかで心地よいのですが、写真には、ちょっと、苦労します。

花に光が当たっていた、オオバキスミレ。

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かなりのコントラストですが、案外、なんとか、撮れるものです。
シャドー補正、ハイライト補正をオートでかけているのですが、効いているんでしょうね。

ミツバツツジも咲いていました。

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たぶん、ユキグニミツバツツジと思います。

タムシバは、例年通り、ちょうど満開に咲いていました。

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ここのタムシバは、手に届くところに咲いています。
冬場はかなり雪が積もるのでしょう、木が、あまり、高くならないみたいです。

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青空に、真っ白なタムシバの花が、とてもきれいでした。

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三国山山頂に向かう登山道を曲がると、きょう、お目当ての2つ目の花が、ちょうど、満開でした。
<次回に続く>

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初秋の石鎚山2(レイジンソウ、ミソガワソウ、他)

石鎚山の急斜面を彩っていたのは、オオマルバノテンニンソウだけではありませんでした。

登山道の脇は、点々と、レイジンソウの薄紫色の花で飾られていました。

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トリカブトを二回りも小さくしたような、かわいらしい花です。
呆れるほど咲いていました。

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青紫色のミソガワソウも、たくさん咲いていました。

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ミソガワソウには、なんとなく、霧が似合います。
前に、石鎚山でミソガワソウを見た時も、天気が悪くて、しっぽりと、霧に包まれていました。

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こちらは、イヨフウロ。
この花のピンクは、写真映えしますね。

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ハガクレツリフネも、点々と咲いていました。

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他にも、タカネオトギリ、トリカブト、リンドウ、シラヤマギクなどが咲いていました。

谷に咲く花が、あまりに多いので、写真を撮りながらの足が進みません。
気が付けば、時計も12時を過ぎています。

このペースだと、山頂に着くのは2時くらいになってしまいそう。
というわけで、登頂は断念し、おにぎりを食べて、登山口に引き返しました。

登山口に戻ったのが、3時少し前。
途中で引き返したのに、車中泊の仮眠だけの日帰り登山は、やっぱり、こたえました。
帰りの運転は、自動運転機能(追従オートクルーズ)ががあるとはいえ、しんどかった。

石鎚山に登るときは、やっぱり、ちゃんと宿泊が必要ですね。

 

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初秋の石鎚山1(オオマルバノテンニンソウ)

9月9日(土)、久しぶりに、妻と、石鎚山に行ってきました。
前回が、2013年の夏だったので、実に、4年ぶりになります。

今回も、前回と同じく宿泊はせず、夜半前に出発し、最寄りの道の駅で車中泊の仮眠。
朝7時、ドライブウェイのゲートが開くとともに、車で、土小屋登山口まで上がりました。
そこから石鎚山を往復するという、いつものコースです。

登山口に着いたのが、7時半。
朝霧も晴れて、天気予報通り、気持ちのいい朝です。
登山靴に履き替えて、出発。

割と平坦な尾根筋の道を1キロほども歩くと、行く手に、石鎚山が見えてきます。
今まで、雨や曇りの日ばかりでしたが、きょうは、よく晴れています。

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さらに、尾根筋を右に左に続く道を歩いてゆくと、ようやく、咲いていました!
きょう、見たかった花、オオマルバノテンニンソウです。

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最初に、妻と登った時は、咲き終わっていて、2回目は早すぎで、群落はあっても、花はほとんど見られませんでした。
今度こそはと、タイミングを合わせて、ようやく、満開の群落に出会えました。

ここから、急な斜面に張り付いた道を進んでゆくと、おお、咲いている、咲いている!

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圧巻は、この谷。
登山道から見上げる範囲、オオマルバノテンニンソウで覆い尽くされています。

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やっとのことで、オオマルバノテンニンソウの花の群生が、見られました。
濃いピンクのミカエリソウとちがって、淡いピンク色のオオマルバノテンニンソウの花は、柔らかい感じがしますね。

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登り始めのころはよく晴れていて、今日こそは快晴かと思われた石鎚山ですが、いつの間にか雲が湧いてきて、気がついたら、ガスに覆われてきました。
写真に撮るには、こんな天気の方が、いいかも。

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さて、この日見た花は、オオマルバノテンニンソウだけではありません。
予想以上のたくさんの種類、たくさんの数の花が咲いていました。

<続く>

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三瓶山 春 山麓(キジムシロ、など)

山の上の火口跡では寒かった三瓶山ですが、リフトを下る頃は、再び日差しが戻ってきました。

遅めの昼食を取った後、西の原の草原を散策。
山焼き後の草原には、キジムシロの黄色い花が、あちこちに咲いていました。

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見事にまあるく広がったキジムシロ。
広々とした草原で、遮るものがないせいか、あっちでも、こっちでも、気持ちよさそうに、キジムシロらしい、のびやかな姿で咲いていました。

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黄色い花は、キジムシロばかりかと思いきや、よく見ると、こちらは、ミツバツチグリです。

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花では、区別がつきませんね。
でも、葉っぱを見ると、三枚の葉っぱだし、まあるくなって咲いてはいないので、ミツバツチグリと分かります。

草原にも、スミレが咲いていました。
これは、多分、アリアケスミレ、でしょうか?

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今回も、のんびり過ごせた、三瓶山。
三瓶旅行は、もはや、我が家の年中行事のひとつです。


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三瓶山 春 登山道わき(アケボノスミレ、他)

GW前の週末(4/23、24)、妻と、三瓶山にドライブ旅行に行ってきました。
もう、三瓶山は、かれこれ、8度目くらいでしょうか。春に行くのは3回目。
なんか、ほっとする場所です。

着いた一日目は、曇りがちで、時おり小雨も降るような天気だったので、山麓をドライブしたり、三瓶自然館サヒメルでプラネタリウムを見たりしました。

二日目は、朝から、よく晴れた天気でした。
いつものように、東の原からリフトで山上へ。そして、いつものように、山には登らず、火口跡に下りました。

下る道々では、今年も、スミレの花たちが迎えてくれました。
まずは、アケボノスミレ。

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シハイスミレ。咲き始めが早いのでしょう、ちょっと、くたびれ気味。

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タチツボスミレ。

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ニオイタチツボスミレ。と思うのですが。

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最初は晴れていたのに、火口跡まで下ったころは、雲が厚くなってきてしまいました。
風も吹いて、少し寒い。きょうは、晴れの予報なのに?

<続く>

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初秋の三瓶山2(秋の七草)

三瓶山の2日目(8月30日)は、ふもとの草原をゆっくり散策しました。

三瓶山には、東の原、北の原、西の原と呼ばれる草原が広がっています。

東の原は、かつてスキー場となっていたところで、草の斜面が広がっています。今は、スキー場としては使われておらず、リフトが登山用として動いています。

北の原は、きれいに刈り込まれた、原っぱのような草原です。カキツバタの咲く池もあります。また、博物館や、キャンプ場などもあり、三瓶山のレジャーの中心地となっています。

いちばん、草原らしいのは西の原です。
ここは、牛が放牧されており、三瓶山の山並みを背景に、のんびりとした雰囲気の草原が広がっています。

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そんな西の原には、秋の七草のほとんどが咲いていました。

ハギ、尾花(ススキ)、クズは、言うまでもありません。
ナデシコ(カワラナデシコ)は、草の間に埋もれるように咲いています。

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ススキの原に点々と咲くオミナエシが、目立っています。

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そして、フジバカマ?

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じゃあ、ないんです。残念ながら。

栄養状態の良いサワヒヨドリでした。
でも、いにしえのフジバカマは、今で言うところのフジバカマ、ヒヨドリバナ、サワヒヨドリらを区別せず、ひっくるめて呼んでたと思うんです。

秋の七草の最後、朝顔(キキョウ)は、見ませんでした。
以前は見られたようですが、最近数を減らしたらしいです。

かつての日本の里山には、かやぶき屋根の原料とすべく、ススキの原の草原があちこちにありました。
そんな草原に咲く花々を詩に詠んだのが、秋の七草の詩なんでしょうね。

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初秋の三瓶山1(フシグロセンノウ、キツリフネ)

8月最後の週末(29日~30日)、妻と、島根の三瓶山に行ってきました。
今回で、なんと、8回目の泊りがけ三瓶山です。

ちょっとずつ季節を変えて訪れているので、出会える花も、ちょっとずつちがいます。
今回出会ったのは、幾つかの初秋に咲く花でした。

1日目、どんよりとした空模様で、雨に降られるかと心配しましたが、薄曇りで、時おり日も射す、まずまずの天気でした。
いつものように、東の原の登山リフトで、楽ちん登山。

お気に入りの、室ノ内と呼ばれる火口へ下るコースへ。
ここは、訪れる人も少なく、大自然を独り占めできる気分です。

まばらな林に咲いていたのは、色鮮やかなフシグロセンノウ。
蛍光オレンジのような花の色は、とても目立ちます。

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少し歩くと、今度は、キツリフネの群生でした。

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火口を降り切ったところにある池(室の内池)も、のんびりした気分にさせてくれます。

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他にも、キバナアキギリ(ちょっと、早かった)、ホツツジなどの花が見られました。
登山リフト沿いには、マツムシソウも咲いていました(一列に点々とあったので、完全な自生ではないかも?)

宿に着くと、雨が降り始めてきました。
だんだん強くなってきて、雨に当たりながらの露天風呂でした。

明日は、だいじょうぶかなあ。

<次回に続く>

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