12.夏の花

ハスは朝!

7月最後の日曜日(31日)は、先週に続いて、再び、亀岡のハスを見に行きました。
今度は、朝から見ようと、早朝5時半ごろ、自宅を出発。

着いたのは、6時半過ぎ。
既に、山から顔を出した朝日が、蓮池を照らしていました。

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太陽を入れてみたのですが、空は、真っ白に飛んでしまっていますね。

でも、やっぱり、ハスは、朝がいいです。
新鮮な花が開いているし、それよりなにより、夏の朝は、すがすがしい。

朝とはいえ、強い日差し。
鮮やかなハスの花は、色が飽和してしまいそう。

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コントラストがはっきりした、逆光の写真。
繰り返しますが、やっぱり、ハスは、朝です。

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さて、オニバスは?

ぽつぽつと、咲いていました。

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8月の中ごろには、けっこう咲いているかなあ。
あるいは、9月の終わりくらいがいいかも。

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カワラサイコ

河原は、栄養分も乏しいし、時に洪水が起こって流されてしまうような、植物にとっては厳しい環境です。でも、あえて厳しい河原に適応して、生息している植物があるのが、生物界の不思議。

カワラサイコもそんな植物の一種ですが、近年、河川が人によって管理され、環境が安定し、洪水など起きなくなったことで、逆に、数を減らしてしまいました。

近くの河川敷に、なんとか、自生しているカワラサイコがあります。
何もしないと、周りの草に負けてしまうので、人の手によって、草刈りするなどして、自生が維持されています。

6年前に、地元の保護協会の観察会で見た時は(2010年10月 カワラサイコ)、ほんとにわずかな自生でしたが、保護のお蔭で、数が増えたとのこと、久しぶりに様子を見に行くことにしました。

先日の土曜日(7/30)、朝早くから、河川敷に訪れてみたのですが、あれれ?カワラサイコはけっこうあるのに、全然咲いていない?

うっかりしてました。
カワラサイコは、ミツバツチグリ、ヘビイチゴ、ミヤマキンバイなどと同じ、キジムシロ属の仲間。
春に咲く、ミツバツチグリやヘビイチゴは、花が咲いているのは昼間だけ、夜は閉じています。
その性質は知っていましたが、真夏に咲くカワラサイコも同じだったんですね。

日が射し始めると、徐々に、つぼみが膨らんできました。
ミツバチも待ちきれないと見えて、まだ、開いていない花をこじ開けて、蜜集めを始めています。

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だんだん、開いてきました。
あと、ひといき。

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開きました!
かわいらしい、黄色い花です。

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日が射し始めて、1時間ほどでしょうか。
満開です。

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実は、カワラサイコという名前が、なかなか覚わりませんでした。

サイコ(柴胡)は、ミシマサイコのことで、漢方薬の原料になります。切れ込んだ葉っぱがミシマサイコに似ていて、河原に生えるので、カワラサイコと名付けられたのですが、この花から「サイコ」という名が浮かんできません。

前にも同じことを書きましたが、ミヤマキンバイと同じ仲間なので、カワラキンバイ、としてくれたら、覚えやすくてよかったのに。

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オニバスと、ハスと、ヌートリア

京都へ車で出かけた帰り、ちょっと、亀岡まで遠回りして、平の沢池に寄ってみました。
ここには、オニバスが自生しており、環境が保護され、水鳥もたくさん生息しています。

オニバスは、池一面に葉っぱを展開していました。

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でも、花にはちょっと早かったようで、水面に突き出した花が、わずかにあるだけでした(この写真には、花は写っていません)。

池の一角には、ハスがいっぱいありました。
こちらは、ちょうど、花の時期です。でも、訪れたのが午後だったので、開いているのは、くたびれた花だけでした。

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きれいなハスの花を見ようと思ったら、朝に訪れないとダメですね(ハスの花は、早朝に開き、午後には閉じてしまいます)。

池には、こんな住人もいました。

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ヌートリアです。
小型のカピバラ、と言ったところでしょうか。

もちろん、こんな動物は、もともと日本にいません。毛皮を取るため養殖したのが逃げ出して、帰化してしまったそうですが、実際に、池で暮らしているのを見るのは、初めてです。

おまけ。
見上げると、青い空に、パラグライダーが飛んでいました。

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帰って調べたら、パラグライダーのスクールがすぐそばにあることがわかりました。

初心者でも、インストラクターと一緒に飛べるコースが、あるようです。
でも、高いところが嫌いなので、私はいいかな。

 

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クサアジサイ

続きです。

海岸で、ユウスゲなどを撮影した後は、丹後半島の山中に向かいました。
車で移動しながら、道路わきを散策します。

咲き終わった花が多い中、きれいな、アジサイの仲間の花が咲いていました。

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クサアジサイのようですが、なんか、雰囲気がちがうような気がします。

でも、帰ってからいろいろ調べたのですが、クサアジサイの他に該当するものが見つかりません。
ちょっと個性的なクサアジサイ、で、いいのでしょう。

何か所か、かたまって咲いていました。

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何が咲いているのか、あまり考えないで訪れた丹後半島ですが、やはり、いつもとちがう時期に来てみるものです。
今までとはちがう花の景色に出会えました。

<終わり>

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朝のユウスゲ

海の日を含む7月第3週の3連休初日(16日)、どこに行こうか悩みましたが、結局、妻と、行き慣れた、丹後半島までの日帰りドライブとなりました。

いつもの海岸に着いたのは8時前。
きょうの天気予報は曇りでしたが、海岸に降りるころには雲が切れて、日が射しています。

そんな、朝日を浴びて、土手一面に、ユウスゲ(キスゲ)が咲いていました。

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7月の、この時期に来たのは、多分、初めてと思います。
初夏の花も終わり、夏の花には少し早い時期、何も咲いていないんじゃないかと思ったのは、まったくの杞憂、今までに見たことがない、見事なユウスゲの群生でした。

もう、朝日も高く昇っています。
夕方から咲き始め、翌朝には、しおれてしまうユウスゲの花ですが、まだ、咲いていてくれました。

近づいてよく見ると、花が濡れています。
おそらく、朝まで曇っていたか、少し雨が降っていたのでしょう。お蔭で、8時過ぎでも、きれいに咲いていたのだと思います。

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こちらは、広角で撮った、縦アングルの写真です。なかなかうまく撮れたと思ったのですが、実は、失敗写真です。

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右下に、なんと、自分のカメラザックが写り込んでしまっていました。
ファインダーでなく、液晶画面を見ながら撮ったので、ザックが写っていることに気づかなかったんです。

今年に新調したカメラ、ペンタックスK-1は、念願のフレキシブル液晶になりました。
これで、ローアングルや、下から見上げての撮影では、液晶画面を見ながら撮れるようになり、楽になったのですが、細かいところまでは見づらいので、気を付けないと、こんな、うっかりをやらかしてしまいます。

海岸の撮影を終えた後、「そら牧場」の、ジャージー牛のソフトクリーム(これは、絶品です!)を食べて休憩したのち、山の方に向かいました。

<続く>

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ユクノキ、4年ぶりの開花

2012年に、初めて出会ったユクノキの花。
次に咲くのはいつだろうと思っていましたが、今年咲きました!

4年ぶりの開花です。
もっと長くかかるかと思っていたので、ちょっと、意外でした。

4年前、満開の花を見たのは6月23日でした。
今年、様子を見に行ったのは、6月18日。と、5日ほど早かったにもかかわらず、少し、散り始めでした。

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今年は、春先から、例年より2週間くらい早いペースで花が咲いていましたが、未だに、季節の花の進みが少し早いみたいですね。

ユクノキは、かなりの大木で、満開の花は、名前の由来とされる「雪の木」のごとく、全身真っ白となるのですが、ピークを過ぎた今年は、4年前ほど真っ白とはいかず、少し残念。

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でも、なかなかの迫力です。

次に咲くのは、また、4年後の2020年でしょうか。
今度は、ピークを逃したくないですね。

4年前の開花の様子は、こちらをどうぞ。

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初夏の白い花(ヤマボウシ、イワガラミ、マタタビ)

梅雨入りした6月第2週の週末ですが、天気はまずまず。
そんな日曜日(12日)は、妻と、丹後半島方面まで出かけました。

まずは、山の方へ。思ったよりいろいろな花が咲いていました。
この時期よく目にするのは、ほとんどが白い花。新緑も終わり、緑が濃くなった時期なので、白が目立つからではないかと密かに思っていますが、確証はありません。

中でも、ヤマボウシは、初夏の山で最も目立つ花といってもいいでしょう。
枝の高いところに上を向いて咲くので、なかなか撮りづらい花ですが、さいわい、道路わきの低いところに咲いていてくれました。

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こんなアップも撮れました。

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次に目立っていたのは、イワガラミ。
道路に面した、コンクリートブロックの斜面に覆いかぶさって咲いていた花が、ひときわ目立っていました。

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本来は、岩や木の幹に絡みつく花ですが、たくましい植物なのでしょう、こんなブロックや、砂防ダムのコンクリートにも絡みつきます。

こちらは、アップの写真。
こうして見ると、アジサイの仲間だということがよくわかります。意外と美しい花だということも。

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見上げて撮影していると、むせるような甘い香りが漂ってきました。イワガラミの花は、強い香りも放つんですね。今まで知りませんでした。

もう一つ紹介する白い花、というか葉っぱ?は、マタタビです。
マタタビの花は控えめで、あまり目立たちません。変わって目立つのは、白く変色した葉っぱです。

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遠目に見ると、この白い葉っぱは、かなり目立ちます。これで、まずは、視覚的に、虫たちを呼び寄せているのでしょうね。

そして、近づいたら、花が放つ、甘い香りに引き付けられるのでしょう。

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山で、ひとしきり花の写真を撮った後は、海岸へと向かいました。

<次回へ続く>

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ネジキ、ツルアリドオシ

6月最初の週末(6月4日)は、新車のXVで少しドライブして、妙見山に行ってきました。

といっても、能勢の妙見山ではありません。兵庫県西脇市の妙見山です。
妙見山という名前の山は、たくさんあるみたいですね。なんと、西脇市の隣の多可町にもあります。

正確には、妙見山山頂には至らず、登山道の途中まで行ってきました。
この時期、咲いている花は、地味なものが多くなりますが、案外たくさんあります。

尾根道で出迎えてくれたのは、ネジキでした。

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アセビに似た白い花を付けます。
アセビは有毒ですが、このネジキも有毒らしく、家畜が食べると、中毒症状を起こすそうです。

一列に並んで、鈴なりに咲くのがおもしろいですね。こちらは、見上げた写真。

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全体は、こんな感じの、小低木です。

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幹がねじれているので、ネジキの名がありますが、すみません、ちょっと、それは、写真からではわかりませんね。

他にも、ノイバラ、ネズミモチなどの木の花が咲いていましたが、足元には、こんな、小さな花が。

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ツルアリドオシの花でした。
秋には、赤い実を付けることでしょう。

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サギソウ-湿原の保全

ここ数年、各地で、荒れた湿原を元に戻し、保全してゆこうという活動が盛んになっているようです。

今住んでいる兵庫県では、宝塚市や加西市で、それぞれ、里山の湿原の復元、保全が始まっています。

かつて、里山の谷あいでは、草刈りや、薪を取ることで、自ずと維持されていた湿原があったのですが、ガス、電気の普及で生活が変わり、人の手が入らなくなったことによって、草木の侵入、周りの雑木林が伸びたことによる乾燥化など、湿原とは呼べないような状態になっていました。

しかし、周りの山の木を伐り、はびこった草木を刈り取りると、もともと湿りやすい土地ですから、徐々に湿原に戻ってきます。

こんな湿原で、夏に咲く花の筆頭は、何と言ってもサギソウです。

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さて、お盆には、愛知県の新城市に帰省しましたが、こちらでも、湿原の復元、保全をしています。
新城市内の作手(つくで)地区は、標高500m位のところに平地が広がっていて、もともと湿原が多かったのですが、一部の保護された湿原を除いて、開拓が進み、湿原も減少していました。

しかし、最近、耕作を放棄された田んぼが、自然に湿原に戻ってきたため、整備して、保全をするところが出てきました。

そこで咲いていたのも、やはり、サギソウ。
草の間に、何羽も飛んでいるかのように、優雅に咲いていました。

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それにしても、不思議な形の花です。
真っ白な色も相まって、まさに、優雅に飛ぶシラサギそのもの。造形の妙ですね。

こうして湿原が保全されてゆくのは、植物の多様性も保たれ、よいことだと思います。
ただ、こうやって、せっかく、湿原に戻ってきた草花を、掘り取って、持って帰ってしまう人も出てきます。

この、作手の湿原も、木道があるにもかかわらず、木道から湿原に降りて、踏み込んだ足跡が多数ありました。
湿原を管理されている方いわく、「TVで紹介されたらいっぱい人が来て、サギソウも倍くらいあったのに、たくさん盗られたよ」とのこと。

残念な話です。
希少植物を見てきた人が、簡単に、その場所をブログに上げてしまう、昨今。悪質なマニア、業者が、手ぐすねを引いて、そんな情報を待っていると思います。
ですので、迂闊なことをかけません。兵庫の湿原も、愛知の湿原も、実名は伏せました。

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ヒナノシャクジョウ

今年のお盆は、15~17日に、故郷の愛知県新城市に帰省しました。

16日は、一日、植物めぐり。
まず、午前中、少しドライブして、旧作手村の湿原を巡ってきました。

昼間は暑いので、休憩して、午後3時ごろから、今度は、実家近くの山の中を散策しました。
久しぶりに入る谷筋です。
昔、学生時分に会った植物に、再び会えるだろうか?

記憶もあいまいになっていましたが、ここかな?と思う沢筋をたどって行くと、あ、ありました!
ヒナノシャクジョウです。

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葉緑素を持たない腐生植物で、渓流のすぐわきの、腐葉土や苔の間から伸びていますが、とにかく、小さいんです。

イソギンチャク?のように広がった、6本の腕のようなものが花ですが、直径1.5cmもないでしょう。
花はつぼんだ状態です。先の方がちょっと開いて、黄色い花びらが覗かせるのですが、まだ、それは見たことがありません。

こちらは、2個体並んでいたもの。どちらも、直径1cmに満たない大きさです。

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ヒナノシャクジョウは、これまで、3か所くらいで見たように思いますが、はっきり場所を覚えているのはここしかありません。

でも、丹念に探せば、案外、多くの場所にあるような気がします。なにせ、小さいですので、何かの偶然でないと、見つかりそうもありませんから。

ここで最初に見つけたのも、実は、別の植物を探していたとき、たまたま目に入ったものです。
今回も、メインは、その、別の植物の花を見たかったのですが、まだ早すぎたのか、つぼみが1個体あったのみでした。

その、別の花は、また、こんど。
花の写真が撮れた時に、紹介しますね。

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