12.夏の花

ちょっと変わった赤い実(ツチアケビ、ヤマボウシ)

初夏のころ、自宅から、ほど近い林で出合ったツチアケビ。

寄生植物の不思議なランの花ですが、8月最後の週末、どうなったかなと、様子を見に行きました。
こんな姿になっていました。

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真っ赤な、房のような実。
そう、この実こそが、「土あけび」の名の由来です。

地面から生える茎に鈴なりのアケビのような実。アケビに似ているか?といえば微妙ですが、でも、とてもインパクトのある姿です。

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実のアップです。
アケビと言うより、唐辛子に似てるかな?

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さて、ツチアケビの花を見つけた時より1か月ほど前、その林や、近くの里山公園では、ヤマボウシが、涼しげな白い花をいっぱい付けていました。
その様子はこちら。

ヤマボウシのその後も、気になっていました。
まだ、実の時期には早いかなと思いましたが、もう、赤く、色み始めていました。

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こちらも、木の実にしては、変わった形の実ですよね。
でも、この実、食べられるんですよ。

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今年は、花付きがよかったので、実もたくさんあるだろうと思っていましたが、予想通りです。

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1か月くらい経ったら、実も熟して、食べられるようになっているかな?
また、様子を見に行こうと思います。

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ヒゴタイ

8月最後の週末の土曜日(25日)、妻と、ちょっと遠出して、広島県庄原市までドライブしてきました。
目的は、庄原市の三河内地区で、保護し公開しているヒゴタイです。

ヒゴタイは、山の草原に自生する、アザミに似た仲間で、まん丸い花を付けるのが特徴です。
主な日本の自生地は、阿蘇など、草原が広がる九州の山々です。
かつては本州にも自生が見られたようですが、今では、ほとんど見られません。
訪れた庄原市には、かろうじて自生が残っているそうですが、きょう見たのは、残念ながら、栽培品です。

お寺の脇の、シカ除けの策に覆われた草地に、たくさんのヒゴタイが咲いていました。
支え棒があったり、策があったりするので、どの個体をどう撮ろうか、なかなか悩みます。


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咲き終わった花、ちょうど満開の花、これから咲くつぼみがあります。
全体的には、今が花の盛りなんでしょう。

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望遠レンズに変えて、少し遠くから狙ってみました。
この方が、背景がきれいに入りますね。

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花には、ハナムグリがもぐっていたり、ミツバチやクマバチ(写真には写ってませんが)などが、盛んに蜜集めに訪れていました。

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バンザイしているような、ヒゴタイの花。
少し花が少ないですが、この方が、自生のイメージに近いかな?

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全体には、こんな感じです。
多くの個体には、支え棒があり、紐でくくられていました。

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自生だと、ススキなど、他の背の高い草にもたれかかっているので倒れないのですが、草を刈ってしまうと、どうしても支えが必要なのでしょう。
でも、ぜんぶが全部、支え棒があるわけではなく、ススキなどを刈らずに残し、こんもりとした草むらの中に咲いている個体もありました。

花のことを覚え始めた学生のころ、いちばん見たい花がヒゴタイでした。
そのため、九州旅行にも行きました。
最後に、九州で自生のヒゴタイを見たのは、もう、20年くらい前。
そろそろ、本物の自生を見に行きたくなってきました。

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マネキグサ

マネキグサは、8月ごろに、山の中でひっそりと咲く花です。
数があまり多くないようで、なかなか、出会うことがありません。

最初に、奈良県の山中で出会ったのは、もう、20年も前になります。
その後、長い間、ほとんど見ていません。

先々週に、滝巡りをした時、もしかしたらどこかで咲いているかもと思ったのですが、見つけられませんでした。
そうなると、余計に見たくなるもので、先週の土曜日、情報を頼りに、大阪府南部に連なる山に、探しに出かけました。

山に入って、少し歩くと、歩道脇にマネキグサが現れました。

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花の根元から先まで、1cmもないでしょうか。
記憶していたより、小さな花でした。

あまりまとまっては咲かない花です。
少しでも、花の密度の高いところを探して、アップで狙いました。

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真上から見た姿は、金魚みたい?

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林の下は、思ったより暗かったです。
三脚を持っていかなかったので、全て手持ち撮影。ISO感度を最高で2000くらいまで上げています。

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こんなに感度を上げても、見られる写真に撮れる今どきのデジカメは、凄いですね(ちなみに、ペンタックスKPです)。

けっこう、群生して咲いていました。
でも、花はまばら。

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山道に沿って、群落が点在していましたが、結局、見つけたのは、その谷間の1か所だけでした。
全体に、花が傷んでいた印象です。
花期は長そうですが、もう少し早い時期に、訪れた方が良かったのかもしれません。

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タケニグサ

なんて、暑いんでしょう!2018年の夏は!
あまりの暑さに、花の撮影に出かける気力も萎えそうです。

でも、ここ2週ほど、花の撮影に出かけてません。
考えた挙句、少しでも、楽に涼しいところに行こうと思い、8月最初の週末は、兵庫県北部の蘇武岳方面に行ってきました。

蘇武岳は標高1074m、縦に長いその稜線に沿って、林道が走っています。
そこを車で走れば、少しは涼しい?と思いましたが、日差しはやはり暑いし、風も涼しくはない。
それでも、気温は30℃くらいで、下界よりはましです。

さて、そんな、蘇武岳の林道で、元気に咲いていたのは、タケニグサでした。 他の草花は、かなりシカに食われてますが、毒のあるタケニグサは、あちこちで見ます。

タケニグサは、ゆうに2mはある、大きな草です。
花は終わりかけで、実が生り始めていました。

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こうして見ると、葉っぱ、花、実が、いろんな色をしていますね。

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こちらは、日当たりの良い林道わきで、林立して咲いていたタケニグサです。

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もう、花は終わりかけで(やっぱり、今年は、早いですよね)、ほとんど実になっていました。

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日本の景色には不似合いなくらいダイナミックな姿で、帰化植物かとも思えますが、れっきとした日本の在来種です。

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ちょっといたずら心で、魚眼ズームで撮ってみました。

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下からも、狙ってみました。

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あまりに普通にあるので、時々しか写真に撮りませんが、撮ってみると、けっこうおもしろい花です。
欧米のガーデンに植えられることもあるそうですが、わかる気がします。

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アカショウマ、なのか?

猛暑の3連休、丹後の山では、燃えるヤブカンゾウとネムノキの花以外に、こんな花がたくさん咲いていました。

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ユキノシタ科のチダケサシ属で、何々ショウマと呼ばれる仲間の花です。

と、そこまではすぐにわかるのですが、その先がわかりません。
いったい、あなたは、何ショウマ?

こちらの手前の個体は、少し花がピンクがかっていて、チダケサシのようにも見えます。
奥の白いショウマとは、別種?

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アカショウマ、トリアシショウマ、ハナチダケサシ。
検索してみると、これらの名前が上がってきます。
どれも、アカショウマの変種とされる仲間ですが、ネット検索では、ちがいはよくわかりません。

おそらく、皆さん、混同されているのだと思います。

丹後の山では、さらに、こんな群落に出会いました。

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いい具合に日差しが当たって、花だけ白く輝いています。

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ここでも、少しピンクがかった、チダケサシ?みたいな個体が混ざってました。

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混成しているのでしょうか?
だとしても、白いふわふわのショウマは、どう見ても、チダケサシではない。

分布からはアカショウマ?でも、アカショウマは、こんなにふわふわではない。
花の様子からは、トリアシショウマかハナチダケサシ。でも、近畿北部には分布がない?
ほんとに、いったい、何ショウマなんでしょう?

こんなに大群落なのに、

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こんなに、すがすがしい花なのに、

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こんなに輝いているのに、

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名前がわからなーい!

それにしても、ネット上に情報が少ないです。
スミレの研究家、愛好家はあまたいるのに、ショウマの研究家、愛好家はいないんですかね。

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夏に燃える(ヤブカンゾウ、ネムノキ)

暑い、暑すぎる…
海の日がらみの7月の3連休、外に出たくない暑さでしたね。

それでも、がんばって、連休初日の14日は丹後半島、二日目の15日午前中は篠山あたりを散策してきました。

丹後には朝早くに着いて、海岸を歩いたのですが、暑いし、期待したほど花は咲いていませんでした。
でも、山に入ると、燃えるような花たちが、出迎えてくれました。

まずは、草むらに咲く、炎のようなヤブカンゾウ。
日差しがきついせいか、不自然なくらいに、強い色合いに写りました。

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燃えたつオレンジ色。
これほど夏が似あう花は、他にはない?

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田んぼの土手に咲くヤブカンゾウも、この頃の風物詩ですね。

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お次は、濃いピンクに燃える、ネムノキ。
今年は、いつもより、花付きが良いようで、谷筋のあちこちに、ピンク色がありました。
中でも、圧巻のネムノキ群生。

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さて、翌日、篠山でも、ネムノキは、絶好調!

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花付きが、凄いです。

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いつもより、どころか、関西に住んで20年、いちばんのネムノキの当たり年かもしれません。

しかし、暑い。
連休3日目は、家を出る気がしませんでした。

この暑さは、当分続くみたいです。

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ヤマブキショウマ(大山)

台風が、九州の西を抜けようとしている7月最初の週末、大山まで行ってきました。

昨年、7月の終わりごろに大山に行った時、花が終わったショウマの花が、あちこちにありました。
おそらく、ヤマブキショウマ。
今年、ちゃんと花を見ようと、昨年より早めに、大山にやってたわけです。

思った通りでした。
スキー場の草原や、大山山麓の周回道路の山の斜面に、クリーム色の花が、たわわに咲いています。

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やっぱり、ヤマブキショウマでした。
この日は、やたら風が強くて、ヤマブキショウマの花も、風にあおられます。

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細かい花のアップ。
ユキノシタ科のアカショウマの仲間にそっくりですが、こちらは、バラ科です。

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どちらかといえば地味な花ですが、強い日差しを浴びて、なかなか、目立っていると思います。

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時おり、道端の斜面で、ものすごい塊で咲いていましたが、なかなか、車を停めるスペースがない。
ようやく、車を停められるところに咲いている、ヤマブキショウマの花の塊を見つけました。

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久しぶりに持っていった、魚眼ズームでのショット。

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ヤマブキショウマは、そんなに、珍しい花ではないと思いますが、ちゃんと咲いている自生の姿をたくさん見たのは、初めてでした。

これだけ、目立っていたヤマブキショウマですが、大山で検索しても、あまり、写真が出てきません。
あまりに普通に咲いているので、あえて撮ろうという人も、いないのでしょうか。

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ツチアケビは突然に

先週の日曜日(6月17日)、ヤブムラサキの花を見ようと、自宅からほど近い山を訪れ、山道を歩いてゆくと、何やら、オレンジ色の物体が現れました。

おお、これは!
なんと、見事なツチアケビでしょう!

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この手の寄生植物は、何年も地下で成長し、ある年、突然、地上に姿を現すので、いつ、どこで出会うか、見当がつきません。

たくさんのつぼみがついているのですが、咲いている花は、多くありませんでした。
少しずつ、咲いてゆくのでしょう。

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どう撮ったものかと、四苦八苦しました。
下から見上げると、なかなか、いい感じ?

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秋になれば、真っ赤に熟した、ウィンナーソーセージのような実を、たくさんぶら下げることでしょう。
その姿は、今から楽しみですが、咲いているのが、里山ハイクをする人がけっこう通る道のすぐそば。
秋まで、無事にいてくれるか、心配です。

ところで、肝心のヤブムラサキの花ですが、遅すぎました。
もう、散っていました。
こちらは、また、来年、です。

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ユクノキ咲いた!

今年、ユクノキが咲きました。

前回、咲いたのは2年前(2016年)、前々回は6年前(2012年)でした。

それぞれ、この、ブログに載せています。
ユクノキ(2012年)
ユクノキ、4年ぶりの開花(2016年)

初めて、ユクノキが咲いたのを見たのが前々回で、ひどく感激しました。
調べると、4年に一度くらいしか咲かないのだとか。
果たして、次に咲いたのが4年後でした。

次に咲くのは2020年、と思っていたら、以外にも、今年、咲いたのです。
つぼみは確認していたので、先週末(6月9日)に見に行くと、満開直前でした。

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見事な花付きですが、でも、初めて見た時よりは、少ないです。

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アップで見た、ユクノキの花。
マメの仲間であることが、見て取れます。

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遠目に見た、ユクノキ。
うーん、「雪の木」というほどには、咲いてないかなあ。

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本来、今年は咲かない年のはずが、木の花の当たり年に引きずられて?咲いてしまったんじゃ?って思うんです。

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そうすると、次は2年後の2020年に咲くはず?
読みが当たれば、2年後、きっと、見事な雪のような白い姿を見せてくれることでしょう。

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アサツキ、ミヤコグサ、スナビキソウ他(笹川流れワークショップ2)

新潟・笹川流れワークショップの続きです。

スカシユリの他にも、いろんな花盛りでした。

一面に咲くミヤコグサ。
こんな群生は、初めて見ました。

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紫色のねぎ坊主、アサツキも、岩場のあちこちで群れ咲いています。

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期待以上の、見事な、アサツキ群生。

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山側には、こんな花も。シモツケです。

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キリンソウの黄色い花も、あちこちで、咲いていました。

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ハマヒルガオは、いろんなところで、たくましく咲いています。

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大きな株のスナビキソウ。

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砂浜いちめんのスナビキソウ。
こんなの、関西の浜辺では見られません。

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笹川流れ、遠かったけど、行ってよかったです。

さて、何年かぶりに乗った夜行バスでしたが、やっぱり、しんどいですね。
昔より設備が良くなったとはいえ、4人掛けのイスは、狭い。
カーテンで閉め切られた車内は、妙に高級っぽい内装が、なんだか、巨大な棺桶に入った気分でした。

夜行バスは、旅というよりただの移動で、楽しくないです。
やっぱり、旅は、列車で行きたいですね。
夜行バスのような設備の夜行列車、できないものですかね。列車の方が広々とできるし、何よりも、旅をするという、わくわく感があります。

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