12.夏の花

コアジサイ、ナガバモミジイチゴ

6月3日、里山めぐりの続きです。

マムシグサを撮って、山道を下ると、北向きの斜面に、コアジサイがいっぱい咲いていました。

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飾り花がないコアジサイの花ですが、水色の花が、とても涼やかです。

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久しぶりに、コアジサイの群生に出会えて、ハッピーな気分でした。

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コアジサイの隣には、こんな、イチゴの実が生っていました。
ナガバモミジイチゴです。

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オレンジ色の見た目通り、少し酸味のある、おいしいイチゴです。

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クサイチゴと並んで、子供の頃、学校の帰り道の、貴重なおやつ、でした。

6月頭でも、案外、いろんな花や実に、出会えるものですね。


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シソバタツナミソウ、マムシグサ

せっかくの週末なのに、なんか、頭が重い。
今週は、家でじっとしていようかな。

さて、先週末(6月3日)は、近場の山を巡りました。

いつもよく行くコースを巡り、最初に出会ったのは、タツナミソウの仲間の花でした。

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ふと見ると、切通しの土手に、けっこうな数の花が、咲いているじゃないですか。

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きれいなんですけど、厄介な花に出会ってしまいました。
というのも、この頃に野山に咲くタツナミソウの分類は、困難を極めるからです。

でも、これは、シソバタツナミソウで、いいんじゃないかと思います。
葉っぱは、明らかに「紫蘇葉」ですし、特徴である茎の毛の付き方も、図鑑と合っていました(写真をぐっと拡大すると、茎の毛もくっきり見えます)。

もうひとつ、厄介な花に、出会いました。
テンナンショウの仲間です。

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今ごろ咲いているなんて、ちょっと、意外でした。
ふつう、低地の山では、5月連休の頃に咲いてます。

さて、いったい、このテンナンショウは、何テンナンショウ?何マムシグサ?
テンナンショウ属の分類、特に、マムシグサとその近縁種の分類は、まったく定まっていません。

平凡社の「日本の野生植物」では、分けるのをあきらめた?わけじゃないでしょうが、マムシグサの範囲をかなり広義にとらえています。
これに倣えば、マムシグサ、ということになるんでしょうか。

ちょっと道を下ったところに、別の個体がありました。

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写真を撮っているときは、あまり気づかなかったんですが、こうして並べてみると、ずいぶん、雰囲気がちがいます。

でも、やっぱり、これも、マムシグサなのかなあと、思います。

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タジマタムラソウ、ハマウツボ

5月27日の、丹後の続きです。

浜辺で撮影した後、今度は、山の方に向かいました。
途中、エゴノキの大木の、白く煙るような花を見た後、山道をドライブしてゆくと、 思いがけない花が。

タジマタムラソウです。

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アキノタムラソウに近い仲間ですが、初夏の頃に咲き、近畿の北部にだけ分布する花です。

兵庫県の自生地を2か所知っていたのですが、山の中の自生地はシカの食害で壊滅、棚田の自生地は、シカ除けフェンスが張られ近づけなくなり、写真が撮れなくなっていました。

目の前に現れた、タジマタムラソウには、うれしかったですね。

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さて、この日最後に訪れた浜では、お目当ての花がばっちり咲いていました。
ハマウツボです。

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ハマウツボは寄生植物。周りの緑の葉っぱが、寄生主のカワラヨモギです。

まとまって咲いている個体も。

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中には、寄生主から離れて、砂浜からぽつんと伸びている花も。

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この日の丹後ドライブは、思ったより、いろんな花に出会えて、なかなか、忙しい一日でした。

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ハマナス、ハマヒルガオ

春は、一度出かけると、撮る花の写真の数が半端じゃないので、どうしても、整理が、後手、後手に回ってしまいます。
というわけで、やっと、先週末(5月27日)に撮った写真です。

先週末は、妻と、定番の丹後方面に、ドライブがてら、行ってきました。
この季節、やっぱり、浜辺がおもしろいです。

まずは、ハマナス。
濃いピンクの大きな花は、いつ見ても、目が覚めるような鮮やかさです。

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5月の頭ごろから咲き始めるので、既に、名前の由来となった、丸い実が生っていました(写真、下の方)。
季節が進むと、この実が真っ赤に色づきます。それも、また、楽しみです。

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ときおり日が射す天気でした。
日差しを浴びると、いっそう、鮮やかが引き立ちますね。

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ハマナスは、浜辺の、少し波打ち際から離れたところに咲いていましたが、同じ浜辺の砂浜には、ハマヒルガオが、今、まさに、全開!の満開でした。

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こんな調子で、砂浜いちめんに咲いているんですね。

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夢中で撮影していると、釣り人がひとり、やってきました。
いただき!

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以前だったら、こんな風に、人を入れる群落の写真なんか、撮らなかったと思います。
でも、こうして人が入ると、なんか、物語が生まれますよね。

今年の花の写真は、ちがった視点の「攻めの写真」をモットーにしてみよう、なんて、ちょっと、思っています。

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ハスは朝!

7月最後の日曜日(31日)は、先週に続いて、再び、亀岡のハスを見に行きました。
今度は、朝から見ようと、早朝5時半ごろ、自宅を出発。

着いたのは、6時半過ぎ。
既に、山から顔を出した朝日が、蓮池を照らしていました。

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太陽を入れてみたのですが、空は、真っ白に飛んでしまっていますね。

でも、やっぱり、ハスは、朝がいいです。
新鮮な花が開いているし、それよりなにより、夏の朝は、すがすがしい。

朝とはいえ、強い日差し。
鮮やかなハスの花は、色が飽和してしまいそう。

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コントラストがはっきりした、逆光の写真。
繰り返しますが、やっぱり、ハスは、朝です。

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さて、オニバスは?

ぽつぽつと、咲いていました。

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8月の中ごろには、けっこう咲いているかなあ。
あるいは、9月の終わりくらいがいいかも。

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カワラサイコ

河原は、栄養分も乏しいし、時に洪水が起こって流されてしまうような、植物にとっては厳しい環境です。でも、あえて厳しい河原に適応して、生息している植物があるのが、生物界の不思議。

カワラサイコもそんな植物の一種ですが、近年、河川が人によって管理され、環境が安定し、洪水など起きなくなったことで、逆に、数を減らしてしまいました。

近くの河川敷に、なんとか、自生しているカワラサイコがあります。
何もしないと、周りの草に負けてしまうので、人の手によって、草刈りするなどして、自生が維持されています。

6年前に、地元の保護協会の観察会で見た時は(2010年10月 カワラサイコ)、ほんとにわずかな自生でしたが、保護のお蔭で、数が増えたとのこと、久しぶりに様子を見に行くことにしました。

先日の土曜日(7/30)、朝早くから、河川敷に訪れてみたのですが、あれれ?カワラサイコはけっこうあるのに、全然咲いていない?

うっかりしてました。
カワラサイコは、ミツバツチグリ、ヘビイチゴ、ミヤマキンバイなどと同じ、キジムシロ属の仲間。
春に咲く、ミツバツチグリやヘビイチゴは、花が咲いているのは昼間だけ、夜は閉じています。
その性質は知っていましたが、真夏に咲くカワラサイコも同じだったんですね。

日が射し始めると、徐々に、つぼみが膨らんできました。
ミツバチも待ちきれないと見えて、まだ、開いていない花をこじ開けて、蜜集めを始めています。

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だんだん、開いてきました。
あと、ひといき。

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開きました!
かわいらしい、黄色い花です。

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日が射し始めて、1時間ほどでしょうか。
満開です。

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実は、カワラサイコという名前が、なかなか覚わりませんでした。

サイコ(柴胡)は、ミシマサイコのことで、漢方薬の原料になります。切れ込んだ葉っぱがミシマサイコに似ていて、河原に生えるので、カワラサイコと名付けられたのですが、この花から「サイコ」という名が浮かんできません。

前にも同じことを書きましたが、ミヤマキンバイと同じ仲間なので、カワラキンバイ、としてくれたら、覚えやすくてよかったのに。

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オニバスと、ハスと、ヌートリア

京都へ車で出かけた帰り、ちょっと、亀岡まで遠回りして、平の沢池に寄ってみました。
ここには、オニバスが自生しており、環境が保護され、水鳥もたくさん生息しています。

オニバスは、池一面に葉っぱを展開していました。

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でも、花にはちょっと早かったようで、水面に突き出した花が、わずかにあるだけでした(この写真には、花は写っていません)。

池の一角には、ハスがいっぱいありました。
こちらは、ちょうど、花の時期です。でも、訪れたのが午後だったので、開いているのは、くたびれた花だけでした。

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きれいなハスの花を見ようと思ったら、朝に訪れないとダメですね(ハスの花は、早朝に開き、午後には閉じてしまいます)。

池には、こんな住人もいました。

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ヌートリアです。
小型のカピバラ、と言ったところでしょうか。

もちろん、こんな動物は、もともと日本にいません。毛皮を取るため養殖したのが逃げ出して、帰化してしまったそうですが、実際に、池で暮らしているのを見るのは、初めてです。

おまけ。
見上げると、青い空に、パラグライダーが飛んでいました。

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帰って調べたら、パラグライダーのスクールがすぐそばにあることがわかりました。

初心者でも、インストラクターと一緒に飛べるコースが、あるようです。
でも、高いところが嫌いなので、私はいいかな。

 

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クサアジサイ

続きです。

海岸で、ユウスゲなどを撮影した後は、丹後半島の山中に向かいました。
車で移動しながら、道路わきを散策します。

咲き終わった花が多い中、きれいな、アジサイの仲間の花が咲いていました。

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クサアジサイのようですが、なんか、雰囲気がちがうような気がします。

でも、帰ってからいろいろ調べたのですが、クサアジサイの他に該当するものが見つかりません。
ちょっと個性的なクサアジサイ、で、いいのでしょう。

何か所か、かたまって咲いていました。

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何が咲いているのか、あまり考えないで訪れた丹後半島ですが、やはり、いつもとちがう時期に来てみるものです。
今までとはちがう花の景色に出会えました。

<終わり>

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朝のユウスゲ

海の日を含む7月第3週の3連休初日(16日)、どこに行こうか悩みましたが、結局、妻と、行き慣れた、丹後半島までの日帰りドライブとなりました。

いつもの海岸に着いたのは8時前。
きょうの天気予報は曇りでしたが、海岸に降りるころには雲が切れて、日が射しています。

そんな、朝日を浴びて、土手一面に、ユウスゲ(キスゲ)が咲いていました。

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7月の、この時期に来たのは、多分、初めてと思います。
初夏の花も終わり、夏の花には少し早い時期、何も咲いていないんじゃないかと思ったのは、まったくの杞憂、今までに見たことがない、見事なユウスゲの群生でした。

もう、朝日も高く昇っています。
夕方から咲き始め、翌朝には、しおれてしまうユウスゲの花ですが、まだ、咲いていてくれました。

近づいてよく見ると、花が濡れています。
おそらく、朝まで曇っていたか、少し雨が降っていたのでしょう。お蔭で、8時過ぎでも、きれいに咲いていたのだと思います。

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こちらは、広角で撮った、縦アングルの写真です。なかなかうまく撮れたと思ったのですが、実は、失敗写真です。

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右下に、なんと、自分のカメラザックが写り込んでしまっていました。
ファインダーでなく、液晶画面を見ながら撮ったので、ザックが写っていることに気づかなかったんです。

今年に新調したカメラ、ペンタックスK-1は、念願のフレキシブル液晶になりました。
これで、ローアングルや、下から見上げての撮影では、液晶画面を見ながら撮れるようになり、楽になったのですが、細かいところまでは見づらいので、気を付けないと、こんな、うっかりをやらかしてしまいます。

海岸の撮影を終えた後、「そら牧場」の、ジャージー牛のソフトクリーム(これは、絶品です!)を食べて休憩したのち、山の方に向かいました。

<続く>

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ユクノキ、4年ぶりの開花

2012年に、初めて出会ったユクノキの花。
次に咲くのはいつだろうと思っていましたが、今年咲きました!

4年ぶりの開花です。
もっと長くかかるかと思っていたので、ちょっと、意外でした。

4年前、満開の花を見たのは6月23日でした。
今年、様子を見に行ったのは、6月18日。と、5日ほど早かったにもかかわらず、少し、散り始めでした。

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今年は、春先から、例年より2週間くらい早いペースで花が咲いていましたが、未だに、季節の花の進みが少し早いみたいですね。

ユクノキは、かなりの大木で、満開の花は、名前の由来とされる「雪の木」のごとく、全身真っ白となるのですが、ピークを過ぎた今年は、4年前ほど真っ白とはいかず、少し残念。

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でも、なかなかの迫力です。

次に咲くのは、また、4年後の2020年でしょうか。
今度は、ピークを逃したくないですね。

4年前の開花の様子は、こちらをどうぞ。

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