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2019年5月

ヤマシャクヤク

登山口の駐車スペースに車を停め、谷筋の登山道を登ってゆきました。
1時間半ほど歩いたでしょうか、それは、突然目の前に現れました。

ヤマシャクヤクです。

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兵庫県北部の山に、ヤマシャクヤクが自生するという情報を得て、11日の土曜日、初めて訪れる山に向かいました。
たどり着いた自生地は、想像をはるかに上回るものでした。

斜面一面に、広がっていました。
数えたわけではありませんが、おそらく100株以上はあったのではないでしょうか。

群生の中まで入り込むのはためらわれ、周りから、撮りやすい株を選んで撮りました。
この群落も、ごく一部に過ぎません。

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自生のヤマシャクヤクの花に出会ったのは、何十年ぶりでしょう。
野山に自生する花とは思えない、ハッとするような美しさです。

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なかなか、ツーショットは、難しいです。
横から撮ると、しべが隠れてしまいます。

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たくさん撮ったのですが、しべを入れようとすると、どうしても、斜め上~上から撮った写真ばかりになってしまいます。
でも、真上からの写真は、シンメトリックで、美しいですね。

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光を撮る(ヤマブキ、シャガ)

連休の終盤は、兵庫県北部や、近所の里山で花巡りしました。

兵庫北部の蘇武岳周りの渓谷では、ヤマブキやシャガなどの花が咲いていました。
今回、光が印象的な写真が撮れたので、ちょっと、気取ったタイトルに。

花の写真を撮るのに最も適した天気は、うす曇りでしょう。
柔らかい光がまんべんなく回り、どの角度で撮っても、花がきれいに撮れます。
小雨が降っていると、水滴が花を引き立てて、なおよいかもしれません。

晴れた日、日差しを受けた花は、目で見る分にはきれいなので、写真もきれいに撮れそうですが、案外難しいのです。
光をうまく捉えるかどうかで、出来栄えが全然ちがってきます。

渓流そばの斜面で、木漏れ日を受けたヤマブキが咲いていました。
花の一部に光が当たっています。

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全体的には、ヤマブキの花には光があまり当たっておらず、後ろの斜面に光が当たっている状態です。

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こちらは、滝のほとりの、ヤマブキ。
枝の半分くらいに光が当たって、かなりコントラストがついています。

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この頃、里山をドライブしていると、スギ林の下に咲くシャガをよく見ます。
微妙な木漏れ日が当たっている群生があったので、ちょっと車を停めました。

シャガは、きれいな花ですが、写真に撮ると、何だかもう一つ物足りない感じになってしまうことが多い花です。
ちょうどいい具合に、斜めから木漏れ日が当たっていました。

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光の当たっているところといないところでは、目で見た以上にコントラストがつきます。

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光のお蔭で、花の立体感が際立ちます。

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このような光のコントラストがついた写真は、フィルムだと、もっと極端になって、とても写真にならなかったかもしれません。
でも、デジタルになって、オートでハイライト補正、シャドー補正をしてくれるようになったので、これはどうかなあ?と思えるシーンでも、なかなか、おもしろい写真が撮れるようになりました。

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ユキモチソウ、シコクカッコソウ

10連休の真ん中5月2日は、四国まで遠征して、ユキモチソウとシコクカッコソウを見てきました。

ユキモチソウに会いに行くのは10年ぶりです。
その頃、休日の高速代は「どこまで行っても1000円!」(四国は橋を渡るので2000円)の時代だったのですが、今はせいぜい3割引き。
ちょっと値が張りますが、早起きして出かけました。

10年前と同じ場所に行ってみると…。
ありました!

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若干数が減った?ようではありますが、10年前とほとんど変わらぬ様子で、明るい林の下に咲いていました。

それにしても、不思議な花です。
花の中心に白く膨らんだ付属体はマシュマロみたいで、見るからにおいしそう?(でも、きっと、おいしくないんだろうなぁ)

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斑入りの個体もありました。

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四国の狭い山道(国道なのに!)をくねくね走って、もう1か所、ユキモチソウがあるらしい場所を訪れました。

林道に乗り入れる予定でしたが、かなり狭そうなので、手前に車を置きました。
すると、あれれ?
ユキモチソウが道端に!

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見ると、川沿いの開けた場所に、点点…、点…、点点点点!と白い物体が?

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いや、驚きました。
こんなに、団体さんで咲いている!

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たくさんのユキモチソウに出会えて、よかった。
まだまだ、たくさん咲いていることもわかって、よかった。

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今回、もう一つ見たかった花がこちら。
シコクカッコウソウです。

物凄い群生…ですが、これは、「岳人の森」という自然植物園に咲いていたものです。

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自生でも、条件が良ければ、こんなに群生することもあるのでしょうか。

咲いている環境は、おそらく、自生と変わりない場所だろうと思います。
一株だけ撮る方が、自然っぽいですね。

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ずっと、自生の花にこだわってきましたが、各地で、人の手によって護られている自生の保護地が増えてきました。
保護地が、村おこしの観光地化している場所もあります。
それなら、植物園の植栽でも、自生の環境と変わりなければ、別に、こだわらなくてもいいんじゃないかという気がしてきました。

とはいえ、植物園と分かって見る花は、やっぱり、ちょっと感激が薄いですね。

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ナベワリ、クマガイソウ、イズセンリョウ

10連休となった、平成から令和にかけてのGWの前半、故郷の新城に帰っていました。
連休2日目の28日に帰省(名神で思わぬ渋滞にハマって、関西エリアから抜けるのに一苦労)、翌29日に、故郷の山々を巡りました。

思わぬ場所で、ずっと長い間見ることのできなかった花に、出会いました。
ナベワリです。

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地味な、地味ーな、花です。

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でも、故郷の山で、この花を初めて見た時、葉っぱや姿はユリの仲間にしか見えないのに、何だこの花は?と、とても印象に残りました。
以後、時々、帰省の時に見ていたのですが、シカの食害のせいか、ここ何年かはまったく見られませんでした。

それが、こんな塊で咲いていてくれました。

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35年ほど前に、100株を越えるクマガイソウの群落が咲いていたスギ林があります。
その後、時々盛り返すものの、群落は減少してゆきました(人の乱獲か、シカの食害か?)。

今年はどうだろうと思って見に行くと、かろうじて群落は残っており、1輪だけ花が咲いていました。

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まさに、孤高のクマガイソウです。

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また、盛り返して欲しいものです。

そのスギ林には、イズセンリョウの小低木がたくさんありました。

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真冬に白い実を付けるイズセンリョウ(白い実の写真はこちら)。
今が花の時期で、白い花をたくさん付けていました。

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よく見ると、なかなか、かわいらしい花です。

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それにしても、たくさんありました。
シカが食べないからかな?と思って調べたら、やっぱり、イズセンリョウは、シカが好まないようです。


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