« 2017年8月 | トップページ | 2017年10月 »

2017年9月

アケボノシュスラン

さて、今回の秋の帰省で、いちばん見たかった花は、アケボノシュスランです。

山の中、沢のほとりに、アケボノシュスランがあることは、ずっと前から知っていました。
でも、花を見たことは、まだ、なかったんです。

というのも、花が咲くのは、夏、8月の頃と、勘違いしていて、お盆の帰省の時に、2、3回ほど、花が咲いてないかな?と、見に行ったことはあるんですが、かろうじてつぼみはあったものの、咲いているはずがありませんでした。

おかしいなと思って、よくよく調べたら、花が咲くのは秋、9月~10月頃じゃないですか。

今回、お彼岸に帰省することになったので、今度こそは、と思って、沢に分け入ってみました。

ありました!
沢のすぐそば、シダの陰に隠れるように、咲いていました。

K1_14047
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

実物は、この写真より小さいです。
花の長さは、そうですね、せいぜい7~8mmってとこでしょうか。

ふと、沢の反対側を見やると、そこにも咲いていました。

K1_14069
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

ひとつ見つけると、不思議なもので、2つ、3つと、見つかります。
目が慣れるんでしょうか。

まだ、つぼみの個体もありました。
いっぺんに咲くのではなく、少しずつずれて咲くんでしょうね。

数は少なかったですが、ようやく見られた、アケボノシュスランの花に、満足。

でも、この谷のアケボノシュスラン、学生の時に初めて見つけたのですが、1mくらいの大きな石に、びっしりと張り付いていたり、とても、たくさんの数がありました。

ところが、最近は、草陰に隠れるように、小さな個体が、ぱらぱらとあるのみです。
なぜ、こんなに減ったのか?
おそらく、シカの食害によるものでしょう。

アケボノシュスランの他にも、コミヤマスミレやナベワリなど、かつてこの谷で見られた花を、最近は見ません。
ことごとく、シカに食べられてしまったんでしょうか。

| | コメント (0)

故郷のヒガンバナ

秋分の日が重なった週末、妻と、愛知県に帰省していました。
本当は、1週間前の3連休に帰る予定だったのですが、台風と重なってしまったので、1週間延期したんです。

結果的に、ヒガンバナの咲く季節の帰省となりました。
生家に向かう道すがら、田んぼのあちこちで、赤い花が点々と咲いています。

生家のほど近くに、密度の濃いところがあったので、翌朝、行ってみました。
着くと、ちょうど、山の端から、朝日が昇ってくるところでした。

K1_13976
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

満開のちょっと前、いちばんきれいな状態です。
でも、密度が濃すぎるくらい。

K1_13986_2
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

波打つ、赤、赤、赤。

K1_14005
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

見上げた角度も撮りたくなります。
斜面だったので、苦労せず、撮れました。

K1_14016
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

お彼岸には、やっぱり、ヒガンバナが似合いますね。
ここ何年かは、厳しい残暑のせいで、遅れがちの年が多かったですが、今年は、ばっちり、お彼岸に咲いてくれました。

さて、ひとしきりヒガンバナを撮った後は、今回、いちばん見たかった花を目指して、山に分け入りました。

<次回に続く>

| | コメント (0)

初秋の石鎚山2(レイジンソウ、ミソガワソウ、他)

石鎚山の急斜面を彩っていたのは、オオマルバノテンニンソウだけではありませんでした。

登山道の脇は、点々と、レイジンソウの薄紫色の花で飾られていました。

K1_13735
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

トリカブトを二回りも小さくしたような、かわいらしい花です。
呆れるほど咲いていました。

K1_13640_1
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

青紫色のミソガワソウも、たくさん咲いていました。

K1_13784
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

ミソガワソウには、なんとなく、霧が似合います。
前に、石鎚山でミソガワソウを見た時も、天気が悪くて、しっぽりと、霧に包まれていました。

K1_13786_1
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

こちらは、イヨフウロ。
この花のピンクは、写真映えしますね。

K1_13789
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

ハガクレツリフネも、点々と咲いていました。

K1_13604
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

他にも、タカネオトギリ、トリカブト、リンドウ、シラヤマギクなどが咲いていました。

谷に咲く花が、あまりに多いので、写真を撮りながらの足が進みません。
気が付けば、時計も12時を過ぎています。

このペースだと、山頂に着くのは2時くらいになってしまいそう。
というわけで、登頂は断念し、おにぎりを食べて、登山口に引き返しました。

登山口に戻ったのが、3時少し前。
途中で引き返したのに、車中泊の仮眠だけの日帰り登山は、やっぱり、こたえました。
帰りの運転は、自動運転機能(追従オートクルーズ)ががあるとはいえ、しんどかった。

石鎚山に登るときは、やっぱり、ちゃんと宿泊が必要ですね。

 

| | コメント (0)

初秋の石鎚山1(オオマルバノテンニンソウ)

9月9日(土)、久しぶりに、妻と、石鎚山に行ってきました。
前回が、2013年の夏だったので、実に、4年ぶりになります。

今回も、前回と同じく宿泊はせず、夜半前に出発し、最寄りの道の駅で車中泊の仮眠。
朝7時、ドライブウェイのゲートが開くとともに、車で、土小屋登山口まで上がりました。
そこから石鎚山を往復するという、いつものコースです。

登山口に着いたのが、7時半。
朝霧も晴れて、天気予報通り、気持ちのいい朝です。
登山靴に履き替えて、出発。

割と平坦な尾根筋の道を1キロほども歩くと、行く手に、石鎚山が見えてきます。
今まで、雨や曇りの日ばかりでしたが、きょうは、よく晴れています。

K1_13496

(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

さらに、尾根筋を右に左に続く道を歩いてゆくと、ようやく、咲いていました!
きょう、見たかった花、オオマルバノテンニンソウです。

K1_13554
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

最初に、妻と登った時は、咲き終わっていて、2回目は早すぎで、群落はあっても、花はほとんど見られませんでした。
今度こそはと、タイミングを合わせて、ようやく、満開の群落に出会えました。

ここから、急な斜面に張り付いた道を進んでゆくと、おお、咲いている、咲いている!

K1_13767
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

圧巻は、この谷。
登山道から見上げる範囲、オオマルバノテンニンソウで覆い尽くされています。

K1_13752
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

やっとのことで、オオマルバノテンニンソウの花の群生が、見られました。
濃いピンクのミカエリソウとちがって、淡いピンク色のオオマルバノテンニンソウの花は、柔らかい感じがしますね。

K1_13801
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

登り始めのころはよく晴れていて、今日こそは快晴かと思われた石鎚山ですが、いつの間にか雲が湧いてきて、気がついたら、ガスに覆われてきました。
写真に撮るには、こんな天気の方が、いいかも。

K1_13828
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

さて、この日見た花は、オオマルバノテンニンソウだけではありません。
予想以上のたくさんの種類、たくさんの数の花が咲いていました。

<続く>

| | コメント (0)

« 2017年8月 | トップページ | 2017年10月 »