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カワラサイコ

河原は、栄養分も乏しいし、時に洪水が起こって流されてしまうような、植物にとっては厳しい環境です。でも、あえて厳しい河原に適応して、生息している植物があるのが、生物界の不思議。

カワラサイコもそんな植物の一種ですが、近年、河川が人によって管理され、環境が安定し、洪水など起きなくなったことで、逆に、数を減らしてしまいました。

近くの河川敷に、なんとか、自生しているカワラサイコがあります。
何もしないと、周りの草に負けてしまうので、人の手によって、草刈りするなどして、自生が維持されています。

6年前に、地元の保護協会の観察会で見た時は(2010年10月 カワラサイコ)、ほんとにわずかな自生でしたが、保護のお蔭で、数が増えたとのこと、久しぶりに様子を見に行くことにしました。

先日の土曜日(7/30)、朝早くから、河川敷に訪れてみたのですが、あれれ?カワラサイコはけっこうあるのに、全然咲いていない?

うっかりしてました。
カワラサイコは、ミツバツチグリ、ヘビイチゴ、ミヤマキンバイなどと同じ、キジムシロ属の仲間。
春に咲く、ミツバツチグリやヘビイチゴは、花が咲いているのは昼間だけ、夜は閉じています。
その性質は知っていましたが、真夏に咲くカワラサイコも同じだったんですね。

日が射し始めると、徐々に、つぼみが膨らんできました。
ミツバチも待ちきれないと見えて、まだ、開いていない花をこじ開けて、蜜集めを始めています。

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だんだん、開いてきました。
あと、ひといき。

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開きました!
かわいらしい、黄色い花です。

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日が射し始めて、1時間ほどでしょうか。
満開です。

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実は、カワラサイコという名前が、なかなか覚わりませんでした。

サイコ(柴胡)は、ミシマサイコのことで、漢方薬の原料になります。切れ込んだ葉っぱがミシマサイコに似ていて、河原に生えるので、カワラサイコと名付けられたのですが、この花から「サイコ」という名が浮かんできません。

前にも同じことを書きましたが、ミヤマキンバイと同じ仲間なので、カワラキンバイ、としてくれたら、覚えやすくてよかったのに。

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