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キイシモツケ

先週の土曜日(5月30日)は、キイシモツケを見に、和歌山の龍門山に行ってきました。

山と言っても、標高756mの低山で、登山口が既に標高350mほどあるので、まあ、ちょっと山道を歩くハイキング、といった感じでしょうか。
とはいっても、けっこう疲れましたけど。

龍門山へは、キイシモツケを見に、一度訪れたことがあります。
ちょうど、10年前で、この時は、山腹の岩場や、山頂付近では、とても見事な群生が見られました。

今回はどうだろうか?
今年は、春から花の進行が早いので、例年なら6月10日ごろが見ごろなのですが、5月の末に行ってみました。

山腹の群落は、今回も、見事でした。

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(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

でも、なんということ、既に、花のピークを過ぎていました(写真では満開に見えますが、近づくと、ちょっと残念な状態なんです)。

それでも、見事な花々に、ゆっくり、写真を撮りながら、コースタイム約70分のところを3時間をかけて登って、山頂に到着。

ここも、期待通りの見事な群落。こちらは、なんとか、満開くらいでした。
キイシモツケ越しに見下ろす景色が最高です。

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(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

綺麗な花を探して、アップも撮りました。

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(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

きょうは、30度を超えようかという暑さ。強い日差しが照り付けます。
でも、最近のデジカメの性能のお蔭でしょうか、こんな日差しでも、きれいに撮ることができます。

ワイルドに延びた枝に咲く、キイシモツケ。

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(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

龍門山は、蛇紋岩の山なので、あまり、木々が育ちません。
そんな環境のお蔭で、キイシモツケの群生が保てるのでしょう。

ただ、ちょっと気になったのが、山頂のキイシモツケの木が、10年前より伸びているように思えたことです。
いくら、蛇紋岩地帯とはいえ、このような低山は、古くから人の手が入っている里山です。
中腹には、モモの果樹園も、たくさんあります。

希少植物の保存は、天然記念物に指定して人の手を加えてはいけない、と考えがちですが、このような里山の自然では、それではだめなのです。
適度に人の手を入れて、維持していかないと、肝心の希少植物が絶えてしまいます。

ここの保全はどうなっているのか。ある程度、薮を刈ったりしないと、育ち過ぎてしまいそうだけど、そういう管理をしているのだろうか。少し心配になりました。

ところで、キイシモツケは、東北地方などに分布するイワシモツケの変種だそうで、説明看板にもそう書いてありました。
しかし、しかし、ちがいは不明、ともありました。

基本種とのちがいいが分からない変種ってどういうことでしょうね?
とまれ、シモツケの仲間は、他にも、よく似た種類があって、見分けるのは難しいです。

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