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キノクニスズカケ

今年の8月最後の週末は、ちょうど、月末となりました。

子供の頃は、いつも、溜めに溜めた夏休みの宿題の最後の仕上げに追われていたころです。
夜遅くまでかかっても終わらず、読書感想文は始業式が終わってからやれば間に合う、などと作戦を練っていたのを、今となっては懐かしく思い出されます。

いきなり、話が横道にそれました。
夏休みの宿題に追われることもない今、8月最後の週末は、妻と、紀伊半島の先端までドライブに行ってきました。

天気予報では、ぼそぼそ雨でしたが、着いてみると、ときおり日が差すくらいの曇り空でした。
さて、今回のドライブの主目的は、数年ぶりに、キノクニスズカケに会うことでした。

日本には、スズカケソウ(鈴懸草)と呼ばれる珍しい花が、3種類自生しています。そのうちのキノクニスズカケは、紀伊半島の限られた地域にしか自生がありません。

知っている、唯一の自生地に着いてみると、あれ?全然、見当たらない。
さては、盗掘にあったか?と心配しつつ、なおも探していると、ありました!無事な姿の株が、数株。
でも、ようやく咲き始めているのが1個体のみで、残りは、全部、つぼみでした。
咲けば、白い花で目立つのですが、咲いていなかったので、なかなか、目に入らなかったのです。

他に咲いている場所はないかと、少し移動すると、幸運にも、幾つも咲いている場所を見つけました。

K3_06268
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

これが、キノクニスズカケの花です。
長く垂れ下がった茎に、小さな穂になった花が幾つも上向きに付くという、特徴的な姿をしています。

少しアップの写真です。

K3_06300
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

分布は非常に限られるけれども、その地域内では、それほど個体数は少なくないと、紹介していた記事もありましたが、こまめに探せば、案外、咲いていそうです。

でも、日帰りの紀伊半島ドライブなので、そうそう、長居もできません。
新しく見つけた自生場所で、心ゆくまで写真を撮りました。

K3_06316
(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

スズカケソウの仲間については、花の二十四節気でも、今月、トラノオスズカケを紹介しています。
こちらもご覧ください。
花の二十四節気・2014年処暑-トラノオスズカケ

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