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ヤマモモ-朽ちてゆく思い出

最近、ある方のブログにヤマモモの記事が載っていて、子供の頃ヤマモモ取りをした思い出をコメントしたのですが、そうすると、そのヤマモモの木が気になって、先週(8月28日)に帰省したとき、見てきました。

実家から、田んぼ道、山道を歩いて5分ほどの山中に、そのヤマモモの木はあります。
確か、7、8年ほど前にも見ていますが、そのときは、まだ、健在だったはずでした。

ところが…、
確かにヤマモモの木はありました。
でも、周りに植林されたヒノキに囲まれて、以前はこんもりと広がっていたはずのヤマモモの木は、すっかり、やせ細っていました。

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(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

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(クリックして、拡大画像をご覧く ださい)

いや、木が痩せるはずはないのですが、枝は落ち、幹はぼろぼろになり、かろうじて残された空間に、息も絶え絶えに、立っているその姿は、痩せてしまった老人のようです。
わずかな隙間に、残った枝と葉で光合成をしているのでしょうが、このまま朽ちてしまうのは、時間の問題に思われました。

子供の頃、初夏にヤマモモの実を採るのは、一大イベント。
木の下に筵(むしろ)を敷き、大人と子供、数人がかりで、棒で枝をたたく。
筵に落ちたヤマモモの実を集めると、ざるがいっぱいになった。
水で荒い、軽く塩を振って、口にほおばった時、甘酸っぱい味が広がって、夢中で食べた。

そんな記憶も、遠いかなたへ行ってしまったようです。

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12.夏の花」カテゴリの記事

コメント

それぞれの樹にも、時代とともに変わってゆく栄枯盛衰があるのでしょうが
自分の思い出の中の樹が、このように朽ちてゆく姿を見るのは淋しいですね。

投稿: みかん | 2010年9月 5日 (日) 07時19分

みかんさん、こんばんは。

以前は、もっと、こんもりとしたヤマモモだったのですが、こんなにぼろぼろになっているとは思いませんでした。

昔は、このヤマモモのある辺りは、雑木林が広がり、桑畑もありました(私が中学の頃まで、養蚕をしていたんです)。
桑畑も、雑木林も、ことごとくスギ、ヒノキが植えられてしまいました。

もともと、植林が多い土地柄ですが、輪をかけて、スギ、ヒノキばかり。これでは、食べ物がなくなった、シカやイノシシが山から出てくるはずです。

投稿: ほととぎ | 2010年9月 6日 (月) 20時54分

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